2013年4月26日金曜日

読み聞かせのこと

ブログのなかに、小学校でさせていただいている読み聞かせのお話を書きたいと思っています。
残念ながら今月は、体調を崩してうかがえなかったので、今回は、私の好きな絵本をご紹介します。

 キム・フォッブス・オーカソン 文 
 エヴァ・エリクソン 絵
 菱木晃子 訳
『おじいちゃんがおばけになったわけ』

ストーリーは、エリックの大好きなおじいちゃんが、急死するところから始まります。
おじいちゃんが亡くなったあとにどうなるのか、を気にしているエリックのもとに、おばけになったおじいちゃんが現れます。
亡くなった人がおばけになるのは、「この世に忘れ物をしたからだ」と知った二人は一緒にその忘れ物を探すのです。ついに見つかった、おじいちゃんの忘れ物とは・・・

初めてこの本を読んだときも、初めて読み聞かせをしたときも
涙があふれてきて困りました。今でも、読み聞かせの時にはウルッときます。
ぜひ、お読みください。

そうそう、先日小学1年生のクラスでこの絵本を読んだときのことです。読み聞かせが終わったあとに。数人が感想をいってくださいました。
それが、

「おばけになったおじいちゃんが、壁を通り抜けたりしておもしろかった!」

というものでした。
みんなが、楽しんでくれてよかった!
大人の感慨と子供の心に残ることは、一致しないことがほとんどなのです(笑)